瞑想の歴史
歴史的な資料としてもっとも古いのが、モヘンジョダロの遺跡から発見された印章のなかにあります。
この印章は、モヘンジョダロの商人たちが取引の証拠として、日本の印鑑のようなかんじで使っていたもので、いろいろな図柄があるのですが、そのなかに人が坐って瞑想しているような図柄が見つかっています。
モヘンジョダロはハラッパーとともにインダス文明の中心都市であり、いまから約5000年前、紀元前3000から2500年にかけて繁栄した街です。
まだ解明されていないことがたくさんあって、いろいろと謎の多い文明ですが、あるとき高度な知識をもって忽然とあらわれ、あるときまた忽然とどこかへ消えてしまった文明だともいわれています。
つまり、瞑想はいまから約5000年前にもうおこなわれていたわけです。
- 最終更新:2011-09-01 12:51:39