アーユルヴェーダ式に考える「早起き」の効能
「早起きは三文の得」という言葉があります。
この意味を改めて調べてみると・・「三文」は一文銭(江戸の貨幣)三枚で、わずかな金になるということ。
つまり、早起きをすると少なくとも三文ぐらいの儲けはあるという意味があるそうです。
このことわざの他にも、早起きをすることでとっても多様なメリットがあります。
それは、早起きをすることで「健康」「前向きな性格」「頭脳の活性化」という効果があるというのです。
これは、税所 弘さん著書の「朝型人間の成功哲学」にも記載されています。
今回なぜ、早起きをテーマにお話ししたのかと言いますと、実はアーユルヴェーダにも関連付けることができるからです。
実は、朝2時~6時の間というのは、活動や動きを表すヴァータが一日のうちで最大に高まっている時間帯だと言われており、
この時間帯に目を覚まして活動をはじめる事で普段よりもハッピーに充実した1日を過ごすことができます。
アーユルヴェーダ式に考えると、この朝2時~6時の時間帯というのは、宇宙の叡智がつまった、自然の力が高まる時間帯なのです。
この時間に活動を始めると体内にパワーが漲ってくるので心の状態から思考まで何もかもが良好になります。
すると、自然に、いつもはストレスを感じるような通勤電車の満員も“混んでいるのだから体が窮屈になるのは仕方ない”といったように、広い心と優しさの魂が宿るようになるのです。
最初は辛いと感じる早起きも、毎日の習慣にする事で1日1日が楽しく幸せに過ごすことができるようになります。
メンタルが安定していれば、自然とストレスフリーとなり、美と健康にも繋がってくるのです。
- 最終更新:2012-03-05 11:22:39